成田線〜銚子電鉄の旅(報告)

7月5日土曜日、曇りながら猛暑の日、参加者6名、武蔵小金駅を6時15分集合

 旅行代理店添乗員経験のある中村彰宏氏に引率され、中央線、総武線、総武快速線、成田線と乗り継ぎ、佐原駅に9時過ぎに到着。コミュニティバスで香取神宮に行き、創建紀元前600年、全国約400社の香取神社の総本社を見学。朱塗りの大鳥居から大きな石灯籠が左右に並ぶ参道をすすみ、第二の鳥居を超えて本殿を参拝。

 早起きと暑さの疲れが出てきた一行は茶店で、みたらし団子や氷、アイスリームを食べ、英気を養い出発。

 佐原の街中の「小江戸さわら舟めぐり」の船着場に行くも定員オーバーだった為、予定を早め、『麻生屋 本橋店』にて、ビールやレモンサワーで乾杯。鰻丼2800円の鰻は柔らかく程よい甘みのたれが絡み、美味しさに、鉄道技術研究所出身の立松博士や通訳ガイドの吉川さんらと会話がはずみました。

 銚子への電車時間の都合で舟めぐりは諦め、伊能忠敬記念館を見学。忠敬の測量による日本地図が、現在の地図と経度が少し異なるだけで変わらないことに一同感嘆。書道家の國分さんは熱心に測量道具や忠敬の地図を閲覧。

 佐原駅13時26分発で銚子に向かい、いよいよ銚子駅で、銚子電鉄に乗車。二輌がそれぞれ、ねこと魚がテーマの内装。終点の外川駅まで、可愛く明るい車掌さんの案内でトウモロコシ畑や緑のトンネルの景色や各駅舎を満喫。

 終点の外川駅で、銚子電鉄名物、『濡れ煎餅』や『まずい棒』を買い、折り返し、次の犬吠駅下車。1874年に創られた犬吠埼灯台に到着。99段のせまい、らせん階段を何とかのぼり、海岸の景色を満喫。別館の展示室で涼み、らせん階段の上で気分が悪くなった人の救助の救急車を横目に犬吠駅へ。

 銚子電鉄に別れを告げ、銚子駅へ。名物 『鯖の棒鮨』や『チョウシデンテツ弁当』は残念ながら売り切れ。酒類や軽食を購入し、17時35分発の特急で東京駅へ。いよいよ「呑み鉄タイム」。東京駅からは、一本待ち座って武蔵小金井駅20時25分着に乗車。長い1日が無事終わると思いきや、一名が特急で携帯を忘れたことに気がつき蒼白。東京駅が終点だったことも幸いし、その後無事回収。

 思い出に残る楽しい路線の旅、また、企画させていただきますので、奮ってご参加下さい。

    小金井稲門会 鉄道ファンの会

             堀地のり子