第1回工場・施設見学会(2025.7.28)

2025 年 7 月 28 日(月)新規部会『工場・施設見学会』の第 1 回イベントとして
『サントリー武蔵野工場見学』を実施しました。

プレミアム・モルツが誕生したビール工場で、松任谷由実のヒット曲「中央フリーウェイ」
でも歌われています。プレミアム・モルツの独特の香りとコクが個人的には大好きで、
どのように誕生し、作られているのか興味津々でした。

参加者は西村様、中村様、辻本様、藤井様、輿水様、村上様、矢吹様、関の 8 名です。
武蔵小金井駅に集合し、西国分寺で武蔵野線に乗り換え、府中本町で下車し、徒歩 12 分
ほどで工場につきました。気温が34°あり汗だくでしたが、受付には天然水のウォーター
サーバーがあり、さすが天然水のビールを作っているサントリーだと感心しながら飲みまし
たがとても美味しく元気が出ました。3 階に移動し、工場見学の前に案内係の女性がスクリーン
を使って、天然水にこだわり、「水と生きる」サントリーの企業理念を説明してくれました。

【素材選び】
次はモノづくりの原点である「素材のこだわり」である「天然水」「麦芽」「ホップ」の解説です。
雨水が自然の地層によってろ過され、天然水になるプロセスを地層の模型を使ってわかりやすく
説明をしてくれました。天然水を使用したビールはサントリーだけです。プレミアム・モルツに
使用している麦芽はダイヤモンド麦芽といって、全体の 4%ほどしか収穫されない貴重なもので
上質なコクと旨味を引き出しているそうで、感じていたコクの秘密がわかった気がしました。
実際に麦芽が 2~3 粒ほど参加者に配られ、皆さん口に入れて味わっていましたが、私も初めて
の体験でした。ホップはファインアロマホップといって香りが高く、これは食べられないので、
コップに入っているホップの強く鼻に抜けるような香りを体験しましたが、プレミアムモルツ
を飲むたびに感じる「あの独特の香り」の謎に合点がいきました。

【仕込】
巨大な仕込窯が 2 つある場所に案内されました。麦芽本来の旨味と深いコクを引き出す仕込窯と
華やかな香りを良質な苦みを実現する仕込窯です。これらはプレミアムモルツのこだわりの製法
の核心部分です。窯の中も見ることもできましたが、企業秘密であるため写真は NG でした。
とても暑い場所でしたが、ここで記念撮影。案内の女性の「1、2、3 トリー(サントリー)』の
声でシャッターとなり、皆さん 3 本の指を立てニッコリです。

   

このあと【発酵】⇒【貯酒】⇒【ろ過】⇒【パッケージング】までの工程を案内していただき
1 時間で工場見学は終了し、最後はお楽しみの試飲タイムです。

【試飲タイム】
『ザ・プレミアムモルツ』『ザ・プレミアムモルツ 香りエール』『ザ・プレミアムモルツ
マスターズドリーム』の 3 種の試飲ができますが、最初は『ザ・プレミアムモルツ』を
サーバーでグラスに注いでいただき、つまみを一つ持ってテーブルに向かい、着席した
ところで乾杯です。工場見学の後の冷たい生ビールは体にしみこみ、思わず『美味い!!』
の一言、ここで作った出来立ての生ビールを飲める贅沢を味わいました。

   

上記の右は、ビールの泡にデザインをしてくれます。何種類もあります。

ビール工場見学で『モノづくり』のこだわりと情熱を学びました。優れた商品は人や社会を
幸せにします。これからも「モノづくり・サービスづくり」の現場を歩きたいと思いました。
(文責 関)