市民公開講座報告(2025.02.01)

市民公開講座(気象・防災情報の見方と使い方~自分の命は自分で守る)

講師:平井信行さん

お忙しい中、ご参加いただいた会員の皆様に厚く御礼申し上げます。

最終的な参加人数は会員27名、市民28名、1983年次稲門会3名の計58名となり、

盛況のうちに終了致しました。準備にご協力いただいた役員の皆様にも

心より御礼申し上げます。

募集にあたりましては、紹介で、藤井副会長より5名、冨士森さんより3名、

國分さんより2名のお申込をいただき、参加人数の底上げにご尽力いただきました。

この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

誠にありがとうございます。

又、前回実施のラグビー清宮さんの講演時にもご参加いただいた市民の方々(リピーター)が

少なくとも5名いらっしゃり、当公開講座が小金井市民に根付きつつある事を実感できる

収穫でありました。

 

平井先生の講演内容ですが、

①直近の気象予測(2月に立春寒波が間もなく到来し、寒さのぶり返しがある。今日2/2もその前触れか?)

②近年の気象災害:線状降水帯や台風を克服すれば命を守ることが可能

③気候変動の原因:地球温暖化、都市温暖化(アスファルトなどの舗装等)、海面水温の上昇(エルニーニョ)、火山活動などの複数の要因が重なり、結果として気候変動が発生

④去年の東京の暑さの原因

⑤気候変動の対策

⑥クイズ形式で防災知識について質問と回答

 (例:気象情報の知識で小金井市は多摩南部でなく、北部に含まれる)

など、多彩な内容であっという間の1時間の講演でした。

 

日頃我々が肌感覚でしかとらえきれていない気象を豊富なデータを駆使し、

卓越した専門家ならではの視点で難しい事象をわかりやすく説明されました。

又、我々の地元小金井に即した身近なトピックスを話の随所にちりばめ、

さすが東京学芸大学ご出身だと得心致しました。

特に防災情報では、発出される危険情報のレベルとその内容を知っていると

いないとでは命に関わる事だと力説されていました。

最後は、参加者から多くの質問がなされ、関心の高さがうかがえました。

講演時間中は、参加者は真剣に平井先生の講演に耳を傾け、私語ひとつなく

静謐な雰囲気の中のあっという間の1時間でした。

 

ご参加の皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

末筆ながら、会場内の暖房設定ができていなかったようで、寒い思いをされた

方々にこの場を借りて心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。

 

次回予告(時期未定):著名な現役NHKニュースキャスター(間もなく定年)をお招きできるよう、
これから出演交渉の予定です。(乞うご期待)

小金井稲門会

中村 彰宏