1月カラオケ会のご案内

カラオケ会のご案内

皆さま、あけましておめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

先日、すみだ北斎美術館へ行ってきました。葛飾北斎の生誕の地に出来た

(両国駅の近く)昨年11月22日にオープンしたばかりの美術館です。

平日でしたがチケットを購入するのに15分も行列するほどのにぎわいでした。

北斎の名は世界的でアメリカ雑誌「ライフ」の企画、

「この1000年間で最も偉大な世界の人物100人」に唯一選ばれた日本人です。

またパスポートのスタンプページのベースには今「サクラ」の模様がありますが

2年後には「北斎の富士」に代わるそうです。まさに日本代表ですね。

 

オープニング企画展の目玉は7mもある巻物「墨田川両岸景色図巻」です。

 

 

 

 

46歳頃の肉筆画で100年余りも行方が分からず幻といわれていたもの、

まるで映像を見るかのようです。

変わっていて面白い仕掛けは北斎の等身大の人形、

四畳半ほどのスペースに北斎はうつ伏せになり絵筆を持っています、

「へえ」と思って見ていると筆を持つ手が動いてちょっとびっくり。

そして四畳半の周りは紙くずだらけ、掃除はせずにゴミが溜まりすぎると

引っ越しをしていたとのこと、墨田区内ばかりの引っ越しは93回にも

なったそうです。

 

森羅万象を描くことを目指した北斎、その幅の広さとともに70歳で

それまでの作品を全否定し、代表作の「冨嶽三十六景」を

生み出していくエネルギーは大変なもの、企画展の最後に絶筆と

いわれる作品があります。

90歳、亡くなる3カ月前の「冨士超龍図」(ふじこしのりゅうず)、

墨の濃淡で描かれた富士と空に昇る竜、まるで龍が北斎自身で

あるかのように見えました。

 

辞世の句、「ひと魂で ゆく気散じや 夏の原」

見事な絵描きオタクの生涯だったようです。

さて新年のカラオケ会、皆さんそろっておいで下さい。

 

(幹事・金子正和)

  • 日時 1月28日 18:00~21:00
  • 場所 「飲み処 がらん」℡042-384-2028
  • 会費 男性3000円 女性2000円
  • ご質問があれば幹事までどうぞ。