カラオケ会のご案内

この春、話題になっていた村上春樹の新作「騎士団長殺し」を読みました。

上下2冊2,000枚の長編ですが、読み出すと一気でした。

特別な何かがあるストーリーではないのですが、読ませてしまうところが

作家の技でっすかねえ。村上作品にはいつもこの思いがついてまわります。

もともと村上春樹が好きとは言えなかったのですが、はまったのは「1Q84」です。

私は、その頃ガンで入院をしており、友人が見舞いで持ってきてくれた本に

病院の早い消灯時間に腹を立てつつ読みふけってしまいました。

 

その20年も前に「ノルウェーの森」というヒット作品を読んでいるのですが、

赤と緑の本の装丁が気に入っただけで諸説としてはピンときませんでした。

その後も何かと話題になるのを知りながら手を出さなかったのです。

 

「1Q84」の後、いろいろな作品を読み、村上作品の一つのパターンが見えてきました。

まず恋人、妻、友人などの失踪がある、主人公は、そのせいで喪失感、虚無感を抱え、

何かを求める中で非現実世界に足を踏み入れるというものです。読んでいない人には、

「なんのこっちゃ」でしょうけど、この非現実世界がポイントなんですね。

現実と非現実をシームレスに行き来できる世界をつくりだしたおかげで

(ファンタジーといってもいいでしょう!)村上作品は世界中の読者を

手に入れたのでしょう。

 

村上春樹は、今や世界でも珍しいほどのワールドワイドの作家です。

あらゆる言語圏で翻訳本が出版されています。ですがスタート時に

芥川賞も直木賞も受賞していないのです。デビュー作、2作目は、

候補になりましたが、その後、作家としての成長が速すぎ、

機会を失った文芸春秋社のほうが大変悔しがったとのことです。

 

さてカラオケ会 です 。梅雨の真っただ中、雨が降ってももちろん開催します。

ベテラン会員も新どうぞおいで下さ。お待ちしてます。

(幹事・金子正和)

1 日時 6月 24 日 18 :00 ~21 :00
2 場所「飲み処がらん」℡ 042 -384 -2028
3 会費 男性 3000円 女性 2000円
4 ご質問 があれば金子まで℡をください 。(℡ 090 -1996 -9292 )