平成22年度 第52期総会

 
 平成24年11月10日(土)午後2時より、第54期総会・懇親会併催。

 特筆すべきは、講談師神田陽司氏(62-文)による「講談大隈重信」

 近代日本の為に働いた大隈先生の人並みはずれた壮大な業績とその歴史的意義、あまりにも知られないままであることを痛感する話であった。

 慶応4年、新政府のメンバーに抜擢された大隈、恫喝外交官といわれたハリーパークスにキリシタン解放、信教の自由を迫られたとき、それが正しいことはわかっていたが、日本がそれを押し付けられることを問題とし、マタイ伝の一節を引用、宗教戦争の歴史的事実をひいて反論、相手を圧する。
 更には、明治4年岩倉全権使節団107人(政府要人多数)が欧米視察と称し2年も帰国しなかったというが、その間に大隈一人で、陸海空軍設置、人身売買の禁止、教育令施行、日本銀行設立、鉄道敷設の概要をまとめ、41歳で日本の政治を掌握している。

 等々、神田陽司氏の講談DVDは早大生必見。
國分ひろみ副会長 記
 総会議事録(抜粋) (クリックすると議事録抜粋PDFファイルが開きます。)




TOPページへ戻る